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夢と現の狭間。

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はてさて。しばし時を遡ることとしよう。

私が小学生だった頃。純粋無垢とはいえ、趣味嗜好はその時点から他の子どもたちと比べるとちょっとだけ変わっていたかもしれない。
世に出ているゲームだとか、校庭とか外での遊びとか、そう言うものにはあまり興味が向かず、どちらかと言うと内向的で、ゲームとか買ってもらうこともあまりなく、なんだったら漫画というものが視界に入らないような生活をしていたおかげで興味が向くのも「どうぶつの森」とかそういった育成ゲーム的なものだったり、「Giftpia」のようなラブデリック系のゲームばかり。

アニメ的な嗜好も他の人と少し離れていたらしく、ニッチなアニメが結構好きだった。
ジャングルはいつもハレのちグゥ」「魔法少女隊アルス」「電脳コイル」きわめつけは「学園戦記ムリョウ」と、どれもこれも認知度自体は低いが、作画だったり独特の世界観だったり、ストーリーの進行するテンポだったり。気にいるポイント自体はおそらく他の人とは別の物差しを持っていたような気がする。

さて、話を戻そう。

僕には小学生の頃に抱いた、とある「偉大」な夢があった。

「ラジオのDJ」になるという夢。

きっかけは僕が小学5年生の頃。今でもよく覚えている。5月5日のこどもの日。GW最終日のこの日に、親戚家族が家に来ていたのに揃ってbayfmの番組を聞いていた。その頃たまたまラジオをつけたら面白い話をしていて、さらにたまたま水曜日にラジオを聞いていたらアニメ声優でおなじみの「山寺宏一」さんがラジオに出演していた。

当時はインターネットという概念が家にあったわけではなかったので、この局がなんなのか、この番組がなんなのか、そしてなぜ山寺さんがしゃべっているのかいまいちわかっていなかった。ただ、毎週決まった時間帯にラジオをつけると山寺さんがしゃべっている。そんな塩梅。

5月5日のこどもの日に親戚が遊びに来ていたのに一緒になって聞いていたラジオから聞こえてくるのは、一見すると他愛もないような会話だが、どこかほっこりし、なぜか笑みがこぼれ、そして安心する。
もちろん当時はテレビっ子でもあったが、ラジオはラジオでまた違う魅力のある概念だと思っていた。そこでなぜか考えることができたのが「ラジオはテレビと違って、音だけで聞いている人を笑顔にすることができる。これってとんでもなくすごい仕事じゃないか」と思ったわけです当時。これは脚色とかしてないです。本当に(略

そこから流れてきていた番組は「Bay line 7300」(現 The Bay line)という番組。水曜日ののパーソナリティが井川絵美さんと山寺宏一さんが務めていたということ。

また話を戻そう。その時は「パワーウィーク」と銘打ってラジオに電話出演することができる「ラインバスター」という企画を毎日行っていた。僕はラジオが好きだし山寺さんの声も好きだったので良い動機だった。「電話しよう!」ということになりその場の勢いで電話をし、電話出演をすることができてしまった。

緊張も度を越したのかよくは覚えていないが、山寺さんは「バズーカ山寺」という名前で番組に出演していた。それにあやかって僕も「バズーカ仁輝」という名前で今後色々やりたいんですというわけのわからないことを申し上げ、例によって公認をいただいた次第。
バックで聞いていた親戚チームは笑いをこらえるのに必死。かくゆうみぎた少年は受話器を持つ手が震えまくってやばかった。

そんなこんなで、僕も同じように、人を楽しませそして声という媒体だけで聞いている人を笑顔にすることができるような、そんな素敵な仕事をしたい。そう思ったわけです。


夢は大いに煌びやかなものだって良いだろう。しかし、現の世界ではそうはいくまい。
崖から突き落とされ、底から見上げる景色はどんなものなのだろうか。そもそも崖の上は見えているのだろうか、はたまたまだ底じゃないのかもしれない。

思考をめぐらせ様々な思いが交差して交錯して。休まることができない頭を休めるために、今宵も深めの眠りにつくとする。

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